とある夏の日、外をながめるふくのしっぽが、いつになくパタパタとよく動いていました。何かあるのかなと見ていると、そこに、白いオス猫さんがスッと現れました。
しばらく、ふくのことをじっと見つめていたのですが、カメラを構える飼い主の気配を感じたのか、静かに立ち去りました。
その間、ふくはしっぽをパタパタさせたままでしたが、うなるわけでもなく白ネコさんのことを見ていました。
お互いの落ち着きを見ていると、この白ネコさん、飼い主が知らないあいだにちょくちょく来ているのかもしれませんね。
これを見た飼い主は
、「うちのふくを、ナンパしに来るとはフテー野郎だ!!」と怒りつつ
「でも、また来てね。」と思うのでありました。